@ 自己血糖測定器の説明、グリコアルブミン・HbA1cの説明 |
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前回と同様に、普段検査を行っている血糖・HbA1c・GA(グリコアルブミン)の検査の見方について、お話しさせていただきました。
また自己血糖測定器の取り扱いを実演をまじえて説明し、食後30分の血糖を実際に測定しました。
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【説明担当者 I から一言】 |
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2回目の糖尿病教室では、新聞を見て参加された方が何名もいらっしゃいました。
お話を聞いてみると、糖尿病に関心を持ち、またそれ以外でも病気にかからないよう、日常生活に気をつけ、食べ物や検査値に非常に興味を持たれていることがわかりました。
最近では、新聞、テレビ、本等でいろいろな健康にまつわる情報が得られ、皆様がご自身の健康に高い意欲を持たれていることを感じた教室でした。
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A 食事会 |
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食事は《いつも食べている量・カロリー》を知るために、好きな料理を好きなだけとってもらうバイキング形式で行ないました。
参加者の方には、食後に1食分(約400 kcal)の見本と実際に食べた量を比較して、目で見て、量やカロリーを確認して、食べる量の目安を知っていただきました。
また、皆さんが普段どのようにお食事をされているのかなど、ゆっくりとお話をうかがうことができました。
最後に、きび診療所からの贈り物として、スタッフが抹茶をたてて、皆さんにほっと一息くつろいでいただきました。
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B 栄養と食事についてのお話し |
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今回の食事会のテーマも「食事量の目安を知る」というものでした。
7〜8名の参加者で和気あいあいとした雰囲気の中バイキング形式で行いました。食事の目安量は1人前(約400kcal)を盛った見本をみてもらい普段食べている量と比較してもらいました。今回の食事会でも、実際の食事を見て食べたことで食事の目安量を知ることができたようです。
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<食事会で飛び交っていた食に関する話>
【質問】
外食するときの注意は? |
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【管理栄養士からのコメント】
外食は塩分、カロリーが高く野菜が少ないメニューが多いですが、いくつかのポイントをおさえるだけで、外食も楽しむことができます。
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野菜料理を1品追加し、野菜料理から食べ始める。
(野菜でお腹がはり食べ過ぎを予防できます。) |
A |
揚げ物よりも、蒸し物や焼き物料理を選ぶ。 |
B |
ラーメンやうどんなどの汁は残す。 |
C |
たれ、ソースは残す。(かけない) |
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【質問】
果物を食べる量は? |
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【管理栄養士からのコメント】
症状などにより個人差はありますが、
1日分の果物適量は、約80カロリーです。
果物は食物繊維やビタミン、ミネラルを多く含みお勧めの食材ですが、‘水菓子’と言われるだけあって以外と高カロリーなので、食べすぎには注意しましょう。
たとえば・・・
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りんご1個
200g
約100カロリー |
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みかん1個
70g
約30カロリー |
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バナナ1本
90g
約80カロリー |
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かき1個
150g
約90カロリー |
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【管理栄養士から一言】 |
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今回の糖尿病教室では、
「今までちょっと食べ過ぎていたな」
「葉物の野菜はもっと食べていいんだ」
「かぼちゃ・イモ類は以外に高カロリーだな」など
の 声が患者さんから聞かれました。
実際に食事をしながら得る知識や気づきを日々の食生活に取り入れていただいて、楽 しい食生活を送っていただければ幸いです。
「食事療法が必要ですよ」と言われても「今までの食生活を変えることはなかなか難しい」と感じる方は多いと思います。食べるなと言われれば、余計に食べたくなるのが人情。最初から完璧を目指さずに、できることからまず一歩行動してみましょう。
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【第1回、2回 糖尿病教室参加人数】
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実 施 日 |
参加人数 |
第1回 |
平成20年7月28日(月) |
5人 |
平成20年7月30日(水) |
6人 |
第2回 |
平成20年9月30日(火) |
8人 |
平成20年10月2日(木) |
7人 |
前回に引き続き、今回もたくさんの方にご参加いただきました。
ありがとうございました。
今後も色々な教室を検討しています。随時、きび通信、高知新聞、ホームページ等でもご案内していきますので、
よろしくお願いします。
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