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H21/8/17更新
きび診療所での各種イベントの紹介 No.14
 

平成21年7月31日(金)に行われた
第9回 メタボリックシンドローム教室
の様子をご報告します。



今回の教室は、同じ病気を考える患者さん同士の交流の場として
《 メタボリックシンドロームについて学習し、好きなものを
おいしく食べるための方法を勉強しよう!》

を目的に、食事つきのメタボリックシンドローム教室を行いました。


@ 検査の話し
● 初のメタボリックシンドローム教室ということで・・・
メタボってなんだ??ということを、「×クイズ」をしながら皆さんと学習していきました。
●もしメタボと言われたら・・・
内臓脂肪の蓄積を解消して、血中脂質、血圧、血糖などの検査値を少しでも改善し、動脈硬化による病気を予防していきましょう。
●身長・体重・腹囲・BMI・基礎代謝・体脂肪などを測定
まずは自分の体を知ろう!!という事で、計測をおこないました。
 
A 食事会
 

今回の昼食メニューは

  ご飯
  ヘルシー豚カツ
    付)キャベツ・トマト
  しめじとおくらのみぞれ和え


参加者の方には料理のレシピをお渡ししました。
レシピをご希望の方はスタッフまでお申し出下さい。


一口メモ:
  今回は豚の薄切り肉を使用して、カロリーダウンを図り、間にナスをはさむことでボリュームを出しました。また、
間にはさむナスに味をつけることで、豚カツにソースなどをつけなくても食べられる工夫をしました。
  今回のようなフライの場合は、豚カツを油で揚げるのではなく、焦がしたパン粉をまぶしオーブンで焼き上げることで、おおよそ400kcalも減らすことができます。

 
B メタボリックシンドロームについて


 
メタボリックシンドロームと診断される基準をしり、メタボリックシンドロームに生活習慣病が重なると、心疾患の発症リスクが高くなることを学習しました。

  食事・運動・お薬で良好なコントロールをしていく方法を学習しました。





C 栄養と食事についてのお話し
 


今回は、『好きな物をおいしく食べるためのコツ』についてお話しさせていただきました。

 メタボリックシンドロームの食事では、食べてはいけないものはありません。我慢するのはストレスになるので、好きなものは食べるようにしましょう。
  ただ、食べる時や調理する時、外食を選ぶときなどには、少し工夫するだけで食べる量や摂取カロリーを減らすことが出来ます。

  たとえば、同じ量でも大きいものを選ぶ(小アジ3匹・85gと中アジ1匹・85g)だけで、揚げ物にするとカロリーはずいぶん違います。
  また肉であれば、選ぶ部位によってもカロリーは大きく差が出ます。

 食事療法は「我慢が必要」なわけではありません!!
  『いつもの食事を少し変える』というように軽く考え、行動に移してみましょう。



【第9回 メタボリックシンドローム教室参加人数】
 
実 施 日
参加人数
第9回
平成21年7月31日(金)
9人

前回に引き続き、今回もたくさんの方にご参加いただきました。
ありがとうございました。

今後も、多くの方々の参加をお待ちしております。

きび診療所で行われる各種行事のお知らせは、これからも
きび通信、高知新聞、ホームページ等でご案内していきます。

 
 
   
 

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