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H22/2/26更新
きび診療所での各種イベントの紹介 No.17
 

平成22年2月16日(火)に行われた
第13回 腎臓病教室 の様子をご報告します。



今回の腎臓病教室のテーマは
《クレアチニンの意味を知ろう!》

@ 検査の話し

1)腎臓の働きについて

   腎臓の役割と、腎臓の働きが悪くなるとどんな状態になるのかを説明。
2)血清クレアチニンとは
   今回のテーマ、クレアチニンを知ろうという事で、血清クレアチニンを測定するとどのような事がわかるのか、検査の値から分かる腎臓の機能の程度などを説明。







 
 

A 食事会、栄養と食事についてのお話し
 


<MENU>

  ごはん
  揚げさばとじゃが芋の味噌煮
  さやいんげんの中華和え
  みぞれ汁
  りんごのコンポート
         シナモンがけ



 今回は、全体のエネルギーが644kcal、たんぱく質15.7g、塩分1.8g、たんぱく質は5単位です。


 腎臓病食の基本は、高カロリー、低たんぱく、減塩が3本柱になります。
  主菜に魚や肉などのたんぱく質が少ない、味が薄いというのはもの足りなさがありますので、低たんぱくの材料も合わせながらダシや風味を効かす工夫をしてみましょう。


 今回の揚げさばとじゃが芋の味噌煮では、あらかじめ茹でておいた野菜と揚げさばを炒め合わせてボリュームを出します。風味として、赤唐辛子と生姜を使います。みぞれ汁ではオーブントースターで焼いた白ねぎで甘味を、柚子の皮で香りを出し、召し上がっていただきました。

  レシピが必要な方はスタッフまでお申し出下さい。

【管理栄養士から一言】
 「春の野菜は苦みから」と言われますが、一説では新芽が食べられないように苦み=アクを利用して植物自身が自らを守っているとも言われます。
  またその分、生命力にあふれているので、その生命力をわけてもらうという古来の人々の願いもあったそうです。
  ふきのとうやタラの芽等をいただくときは、春の訪れを感じ、うれしくなりますね。


 
B 腎臓病について。医師の話し


  腎機能の指標であるクレアチニンの意味を学習しました。

  また腎機能が悪化すると、血圧が上昇し、さらに腎臓を悪くする・・・といった悪循環が発生することを学習しました。

 


【第13回 腎臓病教室参加人数】
 
実 施 日
参加人数
第13回
平成22年2月16日(火)
8人

たくさんの方にご参加いただきましてありがとうございました。
今後も、多くの方々の参加をお待ちしております。

きび診療所で行われる各種行事のお知らせは、これからも
きび通信、高知新聞、ホームページ等でご案内していきます。

 
 
   
 

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