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H23/5/9更新
きび診療所での各種イベントの紹介 No.33
 

平成23年4月18日(月)に行われた
第27回 腎臓病教室 の様子をご報告します。



今回の腎臓病教室のテーマは、 《減塩について》 です。

@ 検査の話し

●腎増の働き
●塩分による血圧の上昇、腎臓への負担
●血圧とは
●腎臓病の検査

についてお話しました。

 体内に塩分量が多いと、腎臓はたくさん働く必要があります。摂取する塩分を減らし、血圧を下げ、腎臓への負担を減らしてあげましょう。
  そして、自覚症状がなくても尿検査、血液検査、血圧など定期的に検査を受けましょう。




















 
A 食事会、栄養と食事についてのお話し
 


今回の昼食のメニューは・・・
<MENU>
 
ご飯
トマトと豚肉のしょうが焼き
カレー風味の金平
和風キャロットスープ
わらびまんじゅう

 

  レシピをご希望の方はスタッフまでお申し出下さい。



 塩分の過剰摂取や腎臓の機能に低下がある場合、体内のナトリウムが溜まり血圧の上昇の原因となってきます。 高血圧は腎機能障害の進行を促進する最大の原因となります。

  口から入るナトリウムとは食塩のことです。先ずは塩分の制限をしていくことが必要となります。 病状にもよりますが1日6g未満を目標としましょう。

【栄養士より一口メモ】
【ナトリウムから食塩を換算する方法】
   Na(mg)×2.54÷1000=NaCl(g)
 
最近では成分表示をしている食品も増えてきました。 
調味料以外でも食品に含まれる塩分はあります。食品を選ぶときに注意が必要です。

 

 
B 腎臓病について。医師の話し

 
 人間が生きていくためには塩は1日2g以下で十分です。 しかし現在11g以上とる人が少なくありません。塩分の取りすぎは血圧を上昇させ、血管や腎臓を傷めてします。
  1日3回の食事で減塩を行うことが治療となります。薄味でも素材の美味しさを生かして食事を楽しんでください。

 又、熱中症予防にスポーツ飲料を飲まれる方も多いと思います。 しかし食事を取れている方がスポーツ飲料を飲まれるとナトリウムの取りすぎとなってしまいます。 1日に10L以上の汗をかかれる方は別として、水分補給には水やお茶で十分です。
 



【第27回 教室参加人数】
 
実 施 日
参加人数
第27回
平成23年4月18日(月)
6人

たくさんの方にご参加いただきましてありがとうございました。
今後も、多くの方々の参加をお待ちしております。

きび診療所で行われる各種行事のお知らせは、これからも
きび通信、高知新聞、ホームページ等でご案内していきます。

 
 
   
 

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