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H23/6/21更新
きび診療所での各種イベントの紹介 No.36
 

平成23年6月17日(金)に行われた
第29回 腎臓病教室 の様子をご報告します。



今回の腎臓病教室のテーマ
《熱中症を防ぐ 〜上手な水分の補給〜》


@ 検査の話し

 腎臓の働きについてくわしくお話しました。
 腎臓はおしっこを作る以外にも、たくさんの重要な働きをしています。できるだけ腎臓に負担をかけず大事にしてあげましょう。これから暑くなってきますが、こまめに水分を摂ることは腎臓への負担を軽くさせます。そして良い生活習慣を心がけましょう。
 腎臓は一部が障害されても、ほかの部分が代行するのでなかなか自覚症状は現れません。
 定期的に検査を受けましょう。

















 
A 食事会、栄養と食事についてのお話し
 


<今回の昼食のメニュー>

ご飯

豆腐のしそ揚げ

焼き野菜のマリネ

たまとまスープ

オレンジゼリー
 

  レシピをご希望の方はスタッフまでお申し出下さい。



  人間の体内には体重の60%は水分です。
  脱水し熱中症なると命の危険を招くこともあります。
  脱水を起こさない工夫を日ごろから心がけましょう。


就寝中や入浴後などは水分が不足気味です。水分補給を習慣にしましょう。
普通に食事の取れている方の水分補給は水かお茶にしましょう。
利尿作用のあるもの(コーヒー・紅茶・アルコール類など)では水分補給になりません。
水分補給はこまめに・・ 200ml程度を一気飲みではなく噛むようにゆっくりと飲む。
冷蔵庫から出したたての冷たいものではなく常温か温かい飲み物にしましょう。


【栄養士より一口メモ】
<しそについて>
  さわやかな香りで食欲を刺激するしそは「大葉」とも呼ばれていますが、β-―カロテンの含有量は野菜の中でもトップクラスです。
  しその主成分であるロズマリン酸は活性酸素を除去する働きがあります。
  一度にたくさんの量を食べる事が出来ませんので、毎日の食事の中に少しづつとっていきたい野菜のひとつです

 

 
B 腎臓病について。医師の話し


  水分の補給にはお水で十分です。 日本人の塩分摂取は10g以上で摂取の上限(6g)の約2倍となっています。 逆に塩や糖分の入った飲み物を摂っていると腎臓に負担をかけるだけでなく、血糖や体重のコントロールが不良となります。

  では、どのくらいとればよいのか・・ 春にトイレに行っていた回数と量を思い出して下さい。それよりも少なければ不足していますし、同じくらいなら十分な水分補給が出来ているといえるでしょう。
 



【第29回 教室参加人数】
 
実 施 日
参加人数
第29回
平成23年6月17日(金)
7人

たくさんの方にご参加いただきましてありがとうございました。
今後も、多くの方々の参加をお待ちしております。

きび診療所で行われる各種行事のお知らせは、これからも
きび通信、高知新聞、ホームページ等でご案内していきます。

 
 
   
 

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