安全で確実な医療を行い、患者さまに満足いただける診療所
   
H23/12/12更新
きび診療所での各種イベントの紹介 No.41
 

平成23年11月18日(金)に行われた
第34回 糖尿病教室 の様子をご報告します。



==== 今回の糖尿病教室のテーマ ====

《 低カロリーで満足感のある食事 》


@ 検査の話し
 今回は○×クイズをしながら、糖尿病のポイントをお話しました。

  間違いが多かった問題の1つですが「尿に糖が出てなくても糖尿病のことがある ○? ×?」
 答えは○です。血糖値が高ければ尿糖はでてきます。しかし、血糖値は常に変動しているので、糖尿病でも血糖値が低い時に測定すれば、尿糖が検出されないことがあります。反対に糖尿病でなくても尿糖が出ることもあります。尿検査だけでは糖尿病を確定することはできません。

  糖尿病と診断されたら定期検査が必要です。

  糖尿病でない方も、症状が出てからでは遅い場合がありますので定期検査を受けましょう。






 
 

A 食事会、栄養と食事についてのお話し
 


今回の昼食は・・・

<MENU> 

ご飯
牛肉レンコン焼きトマトソース
お手軽なめたけ
野菜とお豆のコールスロー
しっとりリンゴケーキ



【栄養士より一口メモ】
  満腹や空腹は脳の視床下部と言う部分で感じています。
  食事をとり血糖が上昇すれば満腹を感じ食べる事をやめたり血糖が減少すれば空腹を感じます。 この部分を上手にコントロールする事で食べすぎを防ぐことが出来ます。
  しかし食事を始めて大体20〜30分後に情報を伝えますので、早食いは大食いの素です。ゆっくりと時間をかけて食事を取るようにしましょう。

レシピをご希望の方はスタッフまでお申し出下さい。



《低カロリーで満足できる食事の工夫》
@ 同じ食品でも低カロリーのものを選びましょう。
A 低カロリーで食物繊維の多い食品を活用しましょう。
B 見た目の“かさ”を増やします。“食べられない部分”も食卓にのせる。
C 食べる順番は
    低カロリーのおかず(野菜料理や具沢山のスープなど)から
D ゆっくりと良く噛んで食べる。1口30回を目安に
など、日常の食生活・食行動を変えていくことで食べすぎひいては肥満の防止に つながっていきます。 先ずは1つの事から始めてください。

 
B 糖尿病について。医師の話し

(最新の糖尿病治療について)

  現在では良好な血糖のコントロールを行うために24時間血糖を計測し1日の中でどのときに血糖が高くなり、どのくらい下がるのかを知るための検査が行われるようになってきました。 その結果によって必要な治療を行うことができます。

  食後に高血糖の状態が続く方に適切な薬を使ったり、インスリンを使った治療もできる様になりました。
  これは糖尿病専門の知識のある医師の元で行う治療ですのでご相談下さい。



【第34回 教室参加人数】
 
実 施 日
参加人数
第34回
平成23年11月18日(金)
8人

たくさんの方にご参加いただきましてありがとうございました。
今後も、多くの方々の参加をお待ちしております。

きび診療所で行われる各種行事のお知らせは、これからも
きび通信、高知新聞、ホームページ等でご案内していきます。

 
 
   
 

Copyright (C) KIBI-CLINIC All Rights Reserved.