安全で確実な医療を行い、患者さまに満足いただける診療所
   
H24/3/29更新
きび診療所での各種イベントの紹介 No.44
 

平成24年3月16日(金)に行われた
第38回 糖尿病教室 の様子をご報告します。



==== 今回の糖尿病教室のテーマ ====

《 消費エネルギーについて 》


@ 検査の話し
《 HbA1cが変わります 》
  日本以外のほとんどの国で使用されているHbA1c(NGSP値)と、日本で使用されてきたHbA1c(JDS値)では0.4%の差があります。そのため、0.4%の補正がされないまま欧米の研究論文が日本に紹介されたり、誤って判断される危険性がありました。
  2012年4月から、日本でもNGSP値を使用することになりました。
  これまでのものから約0.4%高くなります。
  当院でもNGSP値に変わりますが、これまでのJDS値も併記します。
  前回の値と比較するときなどは、NGSP値かJDS値かを必ず確認しておきましょう。






 
 

A 食事会、栄養と食事についてのお話し
 


今回の昼食は・・・

<MENU> 

ご飯
鯵のゴマ焼き
アスパラのおかか七味
白きくらげのスープ
苺のムース



【栄養士より一口メモ】
  春を感じるアスパラガスですが、βカロチンやビタミンB群、C,E,カリウム、亜鉛、鉄などがバランスよく含まれています。 穂先の部分には毛細血管を丈夫にするルチンを含んでいます。 野菜では珍しくアルギニン酸を含みます。アルギニン酸は新陳代謝を即し、疲労回復や体力増強にも役に立ちます。
  購入するときには、穂先がつぼんでいるもの、太さが均一でまっすぐなものを選んでください。

レシピをご希望の方はスタッフまでお申し出下さい。

 体の中に入ったエネルギーは生命活動をしていく中で次の3つの方法で消費(代謝)しています。

@基礎代謝 消費の約7割を占め、生命を維持するために必要なエネルギー
A生活活動代謝 身体を動かすために必要なエネルギー
B食事誘導性代謝 咀しゃくや消化・吸収など食事に伴う消費エネルギー

 消費エネルギーを増やすためには、多くの消費をしている基礎代謝を上げていく事が重要になってきます。あげるためには筋肉量を増やしていくことが一番です。
  食事誘導性熱代謝をあげるためには、噛むという行為交感神経を刺激してエネルギー代謝を高めます。 又、そのほかには身体を温めておくことも大切です。
  これからは温かくなり、活動量も増えてきます。 効率よく燃える体作りをしていきましょう。

 


【第38回 教室参加人数】
 
実 施 日
参加人数
第38回
平成24年3月16日(金)
1人

お忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございました。
今後も、多くの方々の参加をお待ちしております。

きび診療所で行われる各種行事のお知らせは、これからも
きび通信、高知新聞、ホームページ等でご案内していきます。

 
 
   
 

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