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H26/4/26更新
きび診療所での各種イベントの紹介 No.59
 

平成26年2月25日(火)に行われた
第52回 腎臓病教室 の様子をご報告します。



今回の腎臓病教室のテーマ
《 腎臓の働き 〜クレアチニンについて〜 》


@ 検査の話し
 腎臓の働きを知っていただくことで、腎臓はとても重要な臓器だということがお分かりいただけたと思います。

 腎臓はおしっこを作る以外にも、赤血球を増やすホルモンを分泌したり、血圧の調整をしたり、骨を丈夫にしたりと、色々な働きをしています。腎臓は一度悪くなるとこれらの働きを取り戻すことが難しくなります。

 “沈黙の臓器”といわれる腎臓の病気は、気付いた時にはかなり進行しているという場合もありますので、症状がなくても定期的に検査を受けましょう。











 





A 食事会、栄養と食事についてのお話し
 


<今回の昼食のメニュー>


炊き込み寿司

大根のスライス重ね蒸し

ほうれん草のアーモンド和え

苺大福


総エネルギー

たんぱく質

塩分

496kcal

25.3g

2.3g

レシピをご希望の方はスタッフまでお申し出下さい。

腎臓の機能を食事で守りましょう。

@塩分の制限
 成人の1日の塩分摂取量は12g以上といわれています。しかし腎臓を守るためには、1日に6g以下の食事を目指して減塩を心がけましょう。

A良質のたんぱく質を適度にとる

 体の中で作られないアミノ酸を多く含むたんぱく質をとるようにしましょう。動物性食品(肉・魚・卵・乳製品)は比較的多く含んでいます。 多くとりすぎても腎機能を低下させます。自分にあった量を医師や管理栄養士にお尋ねください。

B十分なエネルギー量をとる
 たんぱく質を制限するとエネルギー不足となります。不足が続くと腎機能を低下させてしまいます。砂糖やでんぷん製品・油を上手に使いエネルギーの確保してください。


【栄養士より一口メモ】
 腎臓は人が生きていくためにとても重要な役割を果たしています。 次のような多くの働きをしていますので、食事や日常生活に注意しながら大切にしていきましょう。

■腎臓の正常時の働き■
@体内の老廃物や毒素の排泄・・おしっこを作る
A血液の水分や塩分のバランスを一定に保つ・・むくみなどを防ぐ
B白血球をつくる働きを助けるホルモンの分泌・・貧血を防ぐ
C血圧を適正にコントロールする
DビタミンDを活性化し骨を丈夫にする・・骨折の予防

 

 


【教室参加人数】
 
実 施 日
参加人数
第52回
平成26年2月25日(火)
2人

たくさんの方にご参加いただきましてありがとうございました。
今後も、多くの方々の参加をお待ちしております。

きび診療所で行われる各種行事のお知らせは、これからも
きび通信、高知新聞、ホームページ等でご案内していきます。

 
 
   
 

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