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H26/6/11更新
きび診療所での各種イベントの紹介 No.62
 

平成26年5月27日(木)に行われた
第55回 糖尿病教室 の様子をご報告します。



==== 今回の糖尿病教室のテーマ ====

《 糖尿病と間食 〜上手なとりかたの工夫〜 》


@ 検査の話し

今回 検査の話は 

・糖尿病の検査 
・食事による血糖値の変化
・高血糖が続くと・・・  でした。

 糖尿病の検査であるブドウ糖負荷試験は、75gのブドウ糖入り溶液を飲み、30分、1時間、2時間と時間を追って血糖値を測定する検査です。

 糖尿病の方の検査結果を見ていただきましたが、2時間後も血糖値は下がらず高い状態が続いていました。

 このように食後、血糖値が下がりきらない状態でおやつを食べると、さらに血糖値が上がってしまいます。

 栄養士による間食の上手なとり方を参考に、おやつを楽しみましょう。







 

A 食事会、栄養と食事についてのお話し
 


ごはん

鶏とひじきのつくね照り

さやいんげんとエリンギの煮浸し

人参のチーズサラダ

ふわふわチョコレートケーキ

総エネルギー

たんぱく質

塩分

527kcal

21.0g

1.5g

【栄養士より一口メモ】
たんぱく質豊富な健康食品

 チーズは牛や羊の乳を乳酸菌で醗酵させ、レンネットという酵素で凝固させたものです。約200mlの牛乳から20gのチーズができ、牛乳のたんぱく質や脂質、カルシウムなどの栄養素の70〜90%が移行しています。その中でもメチオニンはアルコールの分解をサポートしますし、ラクトフェリンは鉄と結びつき鉄の吸収を高めます。また、カルシウムはたんぱく質と結合して含まれているため吸収率が高く、体内に入ると免疫力の活性化を促します。

 しかし、種類によりますが、高カロリーで塩分を多く含むものもあります。沢山食べることには注意が必要です。

レシピをご希望の方はスタッフまでお申し出下さい。



 間食は体重や血糖のコントロールを行うときに重要なポイントとなります。
 しかし、ケーキや和菓子などを食べることは楽しみの1つです。そこでどのように食べると健康的に食べるためのポイントをあげて見ましょう。

1、食べるタイミングは・・血糖の下がりきる時間を作る。
 食事と食事の間にだらだらと食べていると、血糖は上がりっぱなしです。  食事の後、デザートを少し楽しみましょう。

2、沢山食べたいときには低カロリー食品を使ったものにする。

 寒天で作ったところてんや水羊羹、ゼラチンで固めたゼリーなど、また、無糖のヨーグルトや豆乳を使うとコクがあり食べ応えのあるデザートができます。

3、高カロリーのデザートは小量を味わって食べる。
 きれいにデコレーションされたケーキや和菓子は魅力的なものです。その時は楽しんで日々のストレス解消してください。そして次の食事でカロリーオーバーした分を調整してください。



 


【教室参加人数】
 
実 施 日
参加人数
第55回
平成26年5月27日(木)
5人

お忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございました。
今後も、多くの方々の参加をお待ちしております。

きび診療所で行われる各種行事のお知らせは、これからも
きび通信、高知新聞、ホームページ等でご案内していきます。

 
 
   
 

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