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H27/8/14更新
きび診療所での各種イベントの紹介 No.68
 

平成27年4月23日(木)に行われた
第62回 腎臓病教室 の様子をご報告します。



今回の腎臓病教室のテーマ

《 減塩について 〜塩、取りすぎていませんか〜 》


@ 検査の話し

 尿を採っていただき、1日にどれくらい塩分を摂っているか測定してみました。

 塩分の多いものを食べて血液中のナトリウムが増えすぎると、濃度を一定に保つため細胞内の水分が血液中に流れ込んで血液量を増やします。そのため血圧が上がります。
 高血圧の状態が続くと腎臓にも負担がかかり、腎臓病を悪化させてしまいます。

 塩分制限は腎臓病の食事療法の基本です。
 夏はたくさん汗をかいて体の水分が失われるのでこまめな水分補給が大切ですが、スポーツドリンクなどにはナトリウムも含まれていますので注意してください。・・・・・










 

A 食事会、栄養と食事についてのお話し
 


<今回の昼食のメニュー>

ごはん

かつおの青じそ巻きフライ

キャベツときくらげの辛子醤油和え

トマトの甘酢おろし和え

しょうがババロア

総エネルギー タンパク質 塩分・ナトリウム
546kcal 27.6g 1.7g・770r

レシピをご希望の方はスタッフまでお申し出下さい。

 減塩生活を送る上で重要になってくるもののひとつが、「だし」です。

 人工的に作っただしにはうまみと一緒にナトリウムが入っています。醤油や味噌をいくら減らしても、うまみ調味料を沢山使うと塩分は多くとることになります。

 また、最近では「○○のもと」や「ドレッシング」「○○のたれ」など簡単に味の付いているものが多く売られています。この商品の中にもうまみ調味料は沢山使われています。

 塩と名前の付いていないものもパッケージの成分表を見てナトリウムの少ない商品を選んでみてください。


【栄養士より一口メモ】
 「減塩を行うことが健康を守ること。」というのは皆さんご存知のことだと思います。
 しかし厚生労働省の平成25年度の調査では男性11.1g、女性9.4gで減少傾向にあるとはいえまだまだとりすぎのようです。
 今年の4月から食事摂取基準が変わり、男性8g未満、女性7g未満と発表されています。

 

 


【教室参加人数】
 
実 施 日
参加人数
第62回
平成27年4月23日(木)
3人

たくさんの方にご参加いただきましてありがとうございました。
今後も、多くの方々の参加をお待ちしております。

きび診療所で行われる各種行事のお知らせは、
これからもホームページでご案内していきます。

 
 
   
 

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