安全で確実な医療を行い、患者さまに満足いただける診療所
      H25/2/8更新
きび診療所で行うことのできる
食道・胃・十二指腸の内視鏡検査の紹介
 

 

基本は予約制で午前中の検査ですが、
当日の予約状況等によっては午後からでもOK!

また
内視鏡検査を行う前にいくつかの確認・注意事項がありますので、 事前に診察を受けていただく必要があります。



 
   
<食道・胃・十二指腸の内視鏡検査のQ&A>

食道・胃・十二指腸の内視鏡検査はどんな時に受けるの?
 みぞおちの痛みや不快感、吐気、胃痛、食欲低下、黒っぽい便が出る等、自覚症状があるときは、医師に相談したほうがよいでしょう。
 
 また以前の上部内視鏡検査で潰瘍など病変を指摘された方も、一度検査をされたほうがよいと思われます。

  会社や地域の健診で指摘された方も検査できます。

  上記以外の方でも、1年に1回は定期的に胃の内視鏡検査を受けることをオススメします。



食道・胃・十二指腸の内視鏡検査でどんなことがわかるの?
  口腔(こうくう)に始まり、食道、胃、十二指腸の下行部まで観察します。

  そして、 炎症や潰瘍(かいよう)、ポリープ、腫瘍(しゅよう)の有無などを観察します。

  診断に必要なら、胃の内部を青く染めたり(色素を散布)、細胞を採取して顕微鏡検査を行います。

  具体的には、食道炎、食道癌、胃炎、胃潰瘍、胃癌、十二指腸潰瘍などがわかります。

どんな装置で内視鏡検査をするの?

左の写真は
食道・胃・十二指腸の中を直接見るカメラです。

当診療所では、
  鼻から入れる内視鏡(経鼻

  口から入れる内視鏡(経口
をお選びいただけます。

 当診療所で使用している内視鏡システムは、FTS system 4400です。
 撮影画像は 劣化の心配のないデジタル画像です。




鼻から入れる内視鏡と口から入れる内視鏡とではどう違うの?

経鼻内視鏡は従来のカメラや鉛筆よりも細いので、患者さんの負担も少ないです。

実際に経鼻内視鏡をされた患者さんにアンケートをとったところ、
「口より鼻の方が楽だった」と言われる方が、ほとんどでした。(約95%)

経口内視鏡に抵抗があった方も、是非ご相談ください。


<注意>細胞等を採取した場合は、 検査後すぐのご飲食はできません。

きび通信第2号でも鼻と口の内視鏡の比較を説明しています。

※鼻からの胃の検査のページは
   こちら
も参考に!


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食道・胃・十二指腸の内視鏡検査にはどのくらいの時間がかかるの?
 内視鏡検査自体の平均時間はおおよそ10分〜15分です。
 前処置に約15分、検査説明に約20分(説明の準備時間を含む)かかりますので、約50分とお考えください。

  また、内視鏡検査当日に感染症の血液検査をさせていただく場合は、さらに20分ほどお待ちいただきます。
  また診察・お待ちの患者さんの状況によっては、さらにお時間がかかる場合がございます。ご了承ください。



食道・胃・十二指腸の内視鏡検査を受けるにはどうしたらいいの?
 まずは診察を受けていただき、次回内視鏡検査の予約をしていただきます。
 
その際の注意事項がいくつかあります。  
普段飲んでいる薬によっては、内視鏡検査数日前から薬の服用をやめていただくことがあります。
午前中に検査を受ける場合 午後に検査を受ける場合
@ 前日は午後9時以降は食事をとらないでください。 @当日朝は早い時間帯で、軽めの食事にしてください。
A当日朝は絶食で検査を受けます。 水は飲んでもかまいません。

※薬の服用は医師に確認して下さい。
※インスリン注射はしないこと。
A当日昼は絶食で検査を受けます。 水は飲んでもかまいません。

※薬の服用は医師に確認して下さい。
※ インスリン注射はしないこと。

※軽めの食事をとった後なら、目安としては8時間食事抜きであれば食道・胃・十二指腸の内視鏡検査は可能です。


※一般的な上部内視鏡検査の流れと注意事項はこちらを参照してください。




食道・胃・十二指腸の内視鏡検査はいくらかかるの?

例)胃と十二指腸を 観察のみする場合(初診で採血含む)
 
1割負担
3割負担
約2000円
約6000円

必要があれば胃の内部を青く染めたり(色素を散布)、細胞を採取して顕微鏡検査を行います。この場合は、別途病理検査費用、診察料、投薬料などが発生します。
  当院では患者さんの反応を見ながら内視鏡を操作するので、麻酔を使用しない検査です。


 
 
 
     
   

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